2023年3月17日から26日にかけて、青森市、平内町、野辺地町、東北町、七戸町にて計6回の住民説明会が開催され、最大71基に半減させるという規模縮小方針が公表されました。
しかしその内容は、現在日本最大と言われる「ウインドファームつがる」のおよそ2倍にあたるものでした。
- ウインドファームつがる
総 出 力:121,600kw
風力発電機:3,200kw級の風車・38基
立 地:平野部
(仮称)みちのく風力発電事業は、立地条件が全く異なり、国有林・保安林の伐採および新道路の建設、資材搬入道路を造るために国立公園内での拡幅造成工事などさまざまな自然破壊を余儀なくされるのにもかかわらず、現在日本一の発電所の2倍以上もの規模だということです。
→「当初計画からの見直し内容」当団体作成図はこちら
説明会で配付された資料2種 ㊤説明資料 ㊦フォトモンタージュ
「ご説明資料」当初計画の見直し案
全48ページ 210×252mm
「調査地点毎のフォトモンタージュ作成結果」
4,000kw級が建設された場合を想定
A3版 片面 全19枚
- フォトモンタージュ
景観の変化を見るため、風車の完成予想図を合成写真によって作成したもの。
(1) 青森県観光物産館アスパム
(2) 八甲田ロープウェー山頂公園駅
(3) 赤倉岳
(4) 雪中行軍像
(5) 浅所海岸①
(6) 浅所海岸②
(7) 白鳥ドリームパーキング①
(8) 白鳥ドリームパーキング②
(9) 平内消防署
(10) 烏帽子岳①
(11) 烏帽子岳②
(12) 烏帽子岳③
(13) 野辺地海浜公園
(14) 野辺地町役場屋上
(15) 清水目ダム展望所
(16) 烏市水目地区生涯学習センター
(17) 七戸町中央公園
(18) 上原子集会所
の、各地点からの眺望が示された。
いずれも4,000kw級の風車が設定されている。
5月24日より㈱ユーラスエナジーホールディングスのサイトで、説明資料・フォトモンタージュ・主な質疑応答 について公開されています。
→㈱ユーラスエナジーホールディングス/「お知らせ」
以下に、2021年9月公表の初回「事業の概要」と、2023年3月公表の「現在の事業計画概要」を掲載します。
2030年4月の運転開始を目指し、2021年9月16日、環境影響評価法及び電気事業法に基づき「配慮書」が公表され、一ヶ月間の縦覧期間が設けられました。
青森駅、小湊駅、浅虫夏泊県立自然公園等を追加表記しました。